15周年ということで、ちょっとりっぱなホールでやろうと企画した今回のコンサート、おかげさまでたくさんのお客様のご来場を頂きました。
本当にありがとうございました!
演奏の方も好評を頂き喜んでいるうちに、あっという間に1週間近くが経ってしまいました。
今回のこぼれ話は、演奏会のウラ話。 『時間』についてです。
今回のコンサートのプログラムがとても長いものでしたので、休憩、舞台転換、アンコールを入れると終演が9時ぎりぎりになってしまいます。
9時を超えてしまうと、ホールの人件費が余分にかかってしまうので、なるべく押さえたい。
で、アンコールに要する時間をリハーサルの時にきっちり計っておいて、逆算です。
腕っこきのステマネ甲斐さんが、シュポアが終わると同時に腕時計をにらみます。
「よしっ いける!」
で、舞台袖に戻ってきた出演者と入れ替わりに、ステージに飛び出しセッティング。
シュポアは9人ですから、あとヴァイオリン1人とピアノ1人の席を作らないといけません。
素早い転換で、どうやら間にあいそうです。
すぐに11人が出てスタンバイし、バブアゼさんが曲目を言います。
ちょっとおしゃべりがゆっくりだけど、間にあうか・・
アンコールの「ウィーンはいつもウィーン」を、ちょっと速めのテンポで無事演奏(笑)
万座の拍手に答え、二度三度とステージに呼び出され、さぁ終わりました。
9時30秒前です!
「やったー!」9時までに終われました。
けれども、今度は9時半までに楽屋撤収しなければいけません。
今度は、30分間の大さわぎの時間との戦いが始まったのでした・・
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