今回の記事は演奏会の帰りに連れて行っていただいた世界遺産の地域のことを少し書かせて頂きます。
ジョージアには世界遺産が全部で4つあり、そのうち文化遺産はムツヘタの歴史的教会建造物、ゲラティ修道院、上スヴァネティです。
我々が最初に演奏したドゥシェティは、まさにその1つムツヘタ・ムティアネティ地域なので本番の帰りに寄ることが出来ました。
その前に、まずはドゥシェティの市役所の方々からご接待頂きました!
ジョージアの男性はパーティーの時は、必ずこのように起立して演説をし、そのあと乾杯!というのをされます。
その話の内容は、とても真面目なお話です。茶化すようなことはけっしてありません。
その真摯な姿勢は素晴らしいです!
ごちそうになった所は素朴な田舎風の(田舎の)レストランです。
近隣の方々が気楽に利用されている感じ。荷車に乗っているのは、昔ジョージアでワインを作る時に使った壺です。
お手洗いは外にあって、ちょっとキャンプ場を思い出す空気です(笑)
テーブルセッティングは、とりあえずのサラダ(コリアンダーいっぱい)とジョージア風のパン、大きなチーズです。 演説の写真の手前にあるのは、ジョージアの名物料理のヒンカリです。
ジョージアでは必ず食べることになるおいしい料理で、大きい小籠包のもっとスパイシーでジューシーなお味です。
そして、もちろんワインは必須です!
このあと、トビリシに帰る途中に世界遺産の歴史的建造物を観ることが出来ました。
3つあるうちの2つ、サムタヴロ修道院とスヴェティツホヴェリ大聖堂です。
山の上にあるのはジワリ修道院で、そちらは下から仰ぎ見るだけになりました。
上の写真 左側の車は我々を運んでくれたマイクロバス。
本当に埃だらけのボロボロでなかなかの乗り心地ですが一応メルツェデス(笑)
そして山の上にはジワリ修道院が見えています。
車を降りると、観光客向きのお土産屋さんが並んでいました。
そして下の写真がサムタヴロ修道院です。
すっかり暮れてしまいましたが、ぎりぎりのタイミングでスヴェティスホヴェリ修道院も見ることが出来ました。
下の写真がその修道院です。横手には、聖ニノによってブドウの枝で作られたという十字架がありました。この形はジョージア正教の教会にはよく見られます。
遠く山の上からはジワリ修道院がこちらを見下ろしています。
とっぷり暮れたムツヘタからトビリシの街へ、またマイクロバスに乗って戻りました。
翌日は、アフンドスハウスでの本番です。その様子はまた改めて載せます。